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  • 傷の目立たない子供にやさしい内視鏡手術

内視鏡(腹腔鏡、胸腔鏡)を用いた傷の目立たない手術 ~お子さまに優しい治療を目指して~

私たちの病院では、低侵襲手術、すなわち内視鏡手術を積極的に推し進めております。 小児は成人とは異なり治療後も著しい成長発達が必須です。そのようなお子さまたちの成長発達を妨げないように、体への負担が少なく、傷跡が目立たない内視鏡手術は小児にこそ必要と考えているからです。 内視鏡手術は近年全国的に普及しつつありますが、開腹、開胸手術と同じことを小さなお子さまに内視鏡で行うためには、高度な技術が必要です。埼玉県立小児医療センターでは年間約700件の手術を行っていますが、そのうち内視鏡手術が約6割、400件以上を占め、全国の小児医療施設の中で内視鏡手術の件数は全国一となっております。 また全国に20名程度しかいない日本内視鏡外科学会の技術認定医(小児外科分野)が2名在籍しており、これらの内視鏡手術を指導医のもとで安全に行うことで、さらなる安全、技術の向上がもたらされる環境にあると自負しております。そのような環境で、最良の医療を提供すべく、安全で侵襲の低い内視鏡手術をめざし日々努力しております。

内視鏡手術とは

大きく分けるとお腹の中(腹腔)の手術を行う腹腔鏡手術と胸の中(胸腔)の手術である胸腔鏡手術に分類することができます。当院小児外科では腹腔鏡、胸腔鏡両方の手術を積極的に行なっておりますが、このページでは主に腹腔鏡手術について説明します。

腹腔鏡手術とは

お腹の中(腹腔)に直径3-5mm程度のカメラを入れ、その映像をテレビモニターに映しながら行う手術のことを腹腔鏡手術といいます(図 9.)。ガスでお腹を膨らませてスペースをつくった後でお臍からお腹の中にカメラを入れ、5−10mm程度皮膚を切開し手術操作をするための細い器具をお腹の中に入れて手術をします。

利点

欠点

利点と欠点をよく考慮した後に、術式を決定しています。私達が今行なっている内視鏡手術は利点が欠点を大きく上回ると考えられるものを行なっています。

内視鏡手術の対象疾患

当院では多くの疾患を内視鏡手術で行っています。他院では開腹もしくは開胸でおこなわれている疾患にも積極的に行っています(もちろん一般的な開腹、開胸手術を行うことも可能です)。詳しくは、当院の診療実績をご覧ください。ぜひお気軽に外来にてご相談ください。

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